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日々之平穏!?(なら良いけどそうも行かない)

広島の片隅でだらだら生きてる単車とマンガと音楽好きのおっさんが 綴る雑記であります。

これは「複合汚染」と言うべきか、それとも単なる傀儡回しなのかはてさて。

「~ブーム」みたいな物は良く見聞きしたりするんですが、実際に流行っている物と、そうでなくあっという間に廃れるものとでデッケエ格差が生じてるみたいですが(棒

ほら、最近ですと韓流とかw

「冬のソナタ」はそれなりに面白くて確かに当たったんでしょうけども(知り合いにパチの当たりで繰り広げられる画面が気になってビデオを借りてハマったという奴が居るw)、後それなりに売れたのって「チャングム」位ですかね?

ワタクシ自身は全然見た事ないんで良い悪いを語る気はありませんスンマセンスンマセン。韓ドラがどうこうとか言う前に「テレビドラマ」自体を見ない物でして。

正直「時間の無駄」と思っております。やっぱマトモな映画見た方が貴重な人生の残り時間の使い方としては正しいんじゃね?

マンガ原作が多いのもアレだしなあ。原作に思い入れが有るとコレまたアレンジとかされるとキッツイし。「のだめカンタービレ」は音楽含めて良く作った!とか思いましたけどね。流石一度は同作品、「蛇絡みの企画」を蹴り飛ばした原作者だけは有るわwww

まあそう言う感じで「送り手が変なベクトル入れる作品」ってのは乗りにくいんですよね。

どうせやるなら「カブトボーグVxV」位ぶち切れてみろってモンだぜ!!


スンマセン8/31のアニマックス特番で4本一時に見たら相方様共々死にそうになりましたw凄いですねあんなのやってたとは中々侮れませんなキッズアニメもw

それはともかくコチラの御方も懲りねえなあというか何と言うか。

8月26日、東京・一ツ橋で女性セブン主催の「江原啓之さん公開質問会」が行われた。読者が抱える悩みについて、江原氏が講演会形式で回答するというこの催しで、江原氏は「私の人生のスローガンは霊能者撲滅」と語った。
公開質問会に集まった約300人のファンを前に江原氏は「(霊能者が必要なくなり)失業することを望んでいる。だから、後のことを考えて歌っている」と自らの歌手活動について冗談めかして語り、「(自分の著作は、読者にとって)人生を切り開く訓練になる。そうすると霊能者撲滅になる」と述べた。
さらに、「霊を科学で証明しろと言うなら、科学で心を証明しろ。そちらが先。
人間はすべて脳で行動しますか。そんなことはありません。そうだったら刑務所はいらない。全部外科手術で善人に変えればいいのだから。私が言っている“魂”とは“心”のことです」と、4月に『江原スピリチュアルの大嘘を暴く』(鉄人社刊)を出版した早稲田大学大槻義彦教授への逆襲とも取れる発言も飛び出した。
江原氏といえば、最近はその霊能力を疑問視される声が多い。今月は、ネット動画配信サイト「ミランカ」が配信する番組『博士も知らないニッポンのウラ』で、映画評論家の町山智浩氏が、週刊現代で連載が打ち切られたのは、編集部が江原氏に気を使ったためだとし、「霊能力があるんだったら、オレを呪い殺してみろ、このデブ!」と江原氏を罵ったことが話題となった。
しかし、今回の公開質問会はファンの集いということもあり、場の雰囲気は終始なごやか。江原氏が「今日ここにいらっしゃったのも偶然ではなく……」と言うと、みなが声を揃えて「必然」と叫ぶなど会場に一体感がみられた。
昨年の『27時間テレビ』(フジテレビ)での“やらせ”発覚騒動でBPO(放送倫理・番組向上機構)から「放送倫理違反」を指摘され、その胡散臭さが完全に露呈してしまった「スピリチュアル」という分野だが、根強いファンは未だに少なくないようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/3800136/

あらららら。スゲエよなあ。

やっぱ此処迄突き抜けなきゃ人間駄目だって事なのでしょうかwww

まあ突き抜けた先が天国なのか地獄なのかはワタクシの様な凡夫が知る由もございませんが。

それにしても今更言う事でも無いかも知れませんが、この御仁の姿格好や行動様式というのも、極めて計算高く積み上げられてる感じが致しますなあ。
影にプロデューサーが居るのか、それともセルフプロデュースなのかは存じませんが。
それにしてもさあ、「今日此処にいらっしゃったのも偶然ではなく必然」って、

その台詞を口にしてエエのは侑子さんだけじゃあ!!!!

って相方様が言ってた。あ、侑子さんてのは勿論「壱原侑子(@『XXXHOLIC』CLAMP/講談社)」なのですよ~。

この江原さんが語る事って、「スピリチュアル業界の開祖」とも言うべき「シルバー・バーチの霊訓」をベースに、様々なカルチャーから引っ張ってきた耳障りのエエ言葉を散りばめたいわば「格言とか人生訓」見たいなモンってのは色んな所で指摘されてる訳ですが、

そうか~、まんがからもひっぱってきたか~(ぼう

まあ言い回しとしてはありふれてますし(厳密に言えば台詞が違う)どっちが先、とは言い難いのかも知れませんが。
しかし「XXXHOLIC」自体が霊能力だの何だのを扱った(まあそれだけではないんですが)なマンガな訳ですから其処から何かしらの要素を江原さんがパクる、、、もとい引用するのも「偶然ではなく必然」なんでしょうが、コミックス片手に「この言い回しは使える!!」とかやってる姿を想像すると何とも言えない気持ちになりますなあw

と呆れるのはそれ位にしまして。この「ふぁんみーてぃんぐ」でのお言葉も、ちょっと放置出来ないのが混じってますのでツッコミ入れさせて頂きますよっと。

まずは「霊を科学で証明しろと言うなら、科学を心で証明しろ。そちらが先」発言。

質問に質問で返す奴は以下略。詭弁のガイドライン。さて後は何を言いましょうかね?
「私の言う魂とは心の事」って、じゃあ「心って何なの?」とか言われたらさてはて。それとも別の定義の「魂」がありますのん?ワケワカメw

もっとオイオイと思うのが「人間は全て脳で行動しますか?そんなことはありません~」の件ですな。

完全に「脳と心は別物」と言っちゃってます。スゲエです。

この方の言い分だと「脳死=人の死」とは認められなくなります。

それ以上にヤバスなのが「刑務所は要らない。全部外科手術で善人に変えれば良い」ですな。

アンタ「ロボトミー手術」の信奉者だったのかwww

まあ霊能力を語る人間が「見える」のは精神疾患の一部じゃねえのかとかも囁かれる所なんですけども。それにしても外科手術に言及するならちょっとは調べろってw

さて脳と心の問題ですがそれも含めて身も蓋もありませんが、生命体の活動はおよそ全てが「化学反応」で説明が付くという結論に向かって研究が進められております。
更年期障害期に入った女性が性格が激変して攻撃的になって家庭トラブルを引き起こしたりするのも「前世霊が悪さをしてる」みたいなスピリチュアル的な物では無く、ホルモンバランスとかそう言った要素だと言う訳なのですが。
昔は「憑いた」とか言ってたんですがねえw

「科学で分からなかった事は全て神秘」なのでは無く、今現在では「説明が付かない」と言うだけの事なんですよね。

昔は「不治の病」とされた病気のいくつかが現在は治療可能になったと言う事を考えればすぐに分かる事なんですが。

「科学万能」を言うつもりはありませんが、得体の知れない何かが語る事だけが「世界の真理」とか言うのも間違ってね、常識的に考えて。

まあ「常識」ってのも所詮は共同幻想であるみたいな言い回しも出来たりする訳ですが、やっぱ多数意見というのはそれなりの正しさに裏打ちされてるとも言えますよねえ。
其処を突き崩して「真理である」と言う事を認めさせるにはそれなりの「事実の提示」をしてくれないと困る訳でして。

其処の点で江原さんは「強烈なチョンボ」をしちゃいましたからねえ。

彼が「スピリチュアル・カウンセラーとしては無能」なのは先の「ハッピー筋斗雲事件」で明らかになってるんですが。
BPO委員会、フジテレビの「ハッピー筋斗雲」に放送倫理違反の意見書

まあ彼の狡猾な点は自身をあくまで「スピリチュアリスト」と言う定義のあやふやな物と自称して周りをケムに捲いてるって事なんですよね。
「霊能力云々」は周りが勝手に言ってる事であって、みたいな言い訳も出来る訳ですしw

だから「人生のスローガンが『霊能者撲滅』」とか言ってもオケ!なのでしょう(棒

さて結構前に江原氏を批判するエントリを書きましたが、
そりゃあ人間、「見たい物を見れれば」喜ぶんでしょうがね(棒

「自分が能力者である」と言う能力そのものを客観的に証明出来なかった以上は「その肩書きを使って活動すべきではない」と思うんですよね。

とにかくワタクシ的には彼の活動の裏側に色濃い「銭ゲバ」なふいんきがもうアウト!な訳でして。

彼が厚顔無恥なのは言う迄も有りませんが、その彼をほとぼり醒めた頃に担ぎだしてこうした活動をバックアップする出版社も色々と狂ってるなあと思う訳なのですよ。まあ強烈なシンパが社内に巣食ってるんでしょうが。

正に「信じる者は巣食われる」って訳ですな。え、字が違うって?

金儲けの利害が絡んだとかにしても、ドッチにしても全く乗れないのは「韓流」と同じな訳ですが、もっと笑えるとかそう言う要素があればまだヲチ出来る物をとか思うんですがねえ。

そういや韓流怪獣映画のZ級「D-WAR」ってのが日本上陸!するみたいですがこれ前作が超Z級の「ヤンガリー」の監督作品と聞きまして見に行くかどうするか考えてる所なんですよ(アメリカでは『米版ゴジラ』が傑作に思えるぜ!!って評価なんですがw)。

これもまた韓流怪獣映画「実写版『廃棄物13号』」と同じく業界人の無茶な持ち上げが見られるかと思うとちょっぴりwktkなんですがさてはてw

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コメント


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ま、私的には『テレビや公演であーだこーだ説いてる限り実害なし』
と思います。実害が出るような人々には用はないしw
選挙とかに担ぎ出されてくると実害大有りですが・・・

どちらかというと細木の方が実害あるかなぁ。私にとって不快害虫でしかありませんw
もーメディアから鳴き声が聞こえるだけで・・・

ぬこ | URL | 2008年09月03日(Wed)10:41 [EDIT]


矢追純一氏くらいに「ネタ」ですと楽しめればエエんですがw

コレがカルトへの入り口になると言う点と、それに大手出版社が加担していると言う「複合汚染」は見過ごしてはいけないとワタクシ考えてます。

それが「オウム真理教事件」で多数の犠牲者を出して得られた代償なんではないでしょうか。

思想信条の自由を守るためにはコストがかかるとは言え、高い対価だと思います。

広島在住 | URL | 2008年09月04日(Thu)17:41 [EDIT]