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日々之平穏!?(なら良いけどそうも行かない)

広島の片隅でだらだら生きてる単車とマンガと音楽好きのおっさんが 綴る雑記であります。

STORY FOR THE END IS VISUAL,,,(CODA:1)

さて自称霊能力者、江原啓之氏の「霊視失敗」から始まったバッシングに対して反論する江原さんサポーター様への反論です。

参考:管理人の思うこと 「BPOの意見書」に関連して~

コレに目を通しますとどうにも「江原氏は悪く無い!江原バッシングをするマスコミや、江原氏を懐疑心の目で見るあなた方が悪いのだ!!」という情念しか伝わって来ないんですよねえ。
まあその江原氏を信じる為の「証拠」って奴が、検証も何も無しの自称霊能力者が実行した「霊視」だけだというのが何とも頼りない訳ですよw
そこを疑うのに「人間が本来持っているはずの人間性、優しさや思いやりの感情」は全く関係無いと思います。
てか、その「霊能力」とやらが似非であった場合、多くの人は江原氏に「騙されて」多額の謝礼を払ったり、間違った知識を頭に植え付けられて下手をすると人生を誤ってしまう事すらあり得る訳なのですが。

一体、「オウム真理教事件」の教訓と言うのは何所へ片付けられてしまったんでしょうか?

まあ江原氏の説くスピリチュアリニズムとオウム真理教の関連性は一先ず置きます。
先ずここではこのサポーター様の弁が如何に我々非ビリーバーから見ると可笑しい事になっているかを指摘していく事に致しましょう。

さて江原氏をバッシングするマスコミや非人道的心の持ち主達に対する怒りを隠さないこの管理人様は、怒りの矛先をBPOそのものにも向けてます。

「BPOの意見書」の話しも、その記事が書いてある週刊誌を読みましたが、やはり偽りの記事が多い。本当は経営が苦しく無いのに、美容院が経営難のように放送したとありますが、江原さんの「ほぼ日記」によるとーー

、、、って、ひょっとしてこの人、「BPOの意見書」そのものに目を通していない?
FNS27時間テレビ「ハッピー筋斗雲」に関する意見

御覧の通りに意見書は公開情報です。誰でも目を通す事が出来るんですが。
ひょっとして管理人様がご使用のブラウザには検索機能が付いていないんでしょうか(棒

とにかくBPOを批判する為の「ソース」がBPOの意見書そのものでは無く、週刊誌の記事と江原氏の言葉と言うのは如何な物かと。

まあ案の定、「江原氏ご本人の都合の良い情報」しか管理人様は目にしてはいない様です。

何でか?

江原氏ご本人が「自分の霊視が正しい!」とする拠り所となる従業員2人の発言がそれです。だから管理人さんは「間違っているのは江原氏以外の全て」みたいな認識をなされているかに思われます。

だがしかし、ちゃんとBPOの報告書を見てみれば「経営が苦しくなっている」との従業員の手紙とやらがテレビ局によって作られた物だと判明しており、「経営が苦しくなっている事実」の検証は一切行なわれていない、裏付けなしの「テレビ局が番組造りに都合がいい『事実』」でしかなかった事が分かります。
まあこの「問題」は管理人様がおっしゃる通りに「テレビ局側の演出によって生じたもの」であるのは確かです。が、「江原氏の霊視内容には何も問題がありません」とするのは大いに問題有りです。

何でか?

「テレビ局側が用意した事実関係」が間違っていた、若しくは「テレビ局側に都合の良い様に局解されていた」と言うのは報告書を読めば分かる事実です。

ならば「間違った事実関係」に基づいて「スピリチュアル・カウンセリング」を施したのなら、江原さんはカウンセラーとして問題があり、「事実が間違っている」事に気が付かなかった(『真実』を霊視出来なかった)と言う事はスピリチュアル・カウンセラーを自称するには能力が足りないという事になるからです。

先のエントリで紹介した通りに、「霊視というものは、必ず当たるという物では無い」と管理人様は述べていらっしゃいますが、そんな不確実な物で施される「カウンセリング」は危険極まりない代物だと思うんですが。
何故なら、「霊がそう言っているのです」と言う殺し文句で、被験者にカウンセリング側のどんな都合の良い情報でも信じ込ませられるという事になる訳ですから。

管理人様、BPOの報告書を否定したい一心からでしょうか、「BPOの品位を疑う」とか、更には「さほど権威の無い組織の様だ」とか、終いには「組織の地位を上げる為の売名行為という噂も流れている」とまで言っちゃってます。

オイオイ「陰謀論」に行っちゃったよw次は「米軍に攻撃されている」ですか?

外部に敵を設定して「自分達が弾圧されている!」とかやり出すのはカルトの手口なんですが、「陰謀」を語るならその論拠を最低限、具体的に示して頂かないと納得イカン!のですが。オウムですら記者会見やったよなwまああれは失笑の嵐でしたがwwww

さて話しを「BPO報告書批判」の批判に戻します。
管理人様は番組は見てますがその収録現場にはいなかったご様子であります。
ソースは放映された番組そのものと、その録画と明言されてますが、つまりは「その場にいて一部始終を目撃された訳では無い」と言う事ですな。
つまり管理人様は、BPO報告書にあり、週刊誌にも報じられた「美容院経営者がその場で江原氏に抗議した」という事実はすっぱりカットされた、テレビ局側に都合の良い様に編集された「画面」だけを見て判断されていると断ぜざるを得ません。

この辺は江原氏ご本人が望まれている様に「マスターテープのノーカットでの放送」による検証番組の製作を期待する所であります。

管理人様は我々の超能力(霊能力)があるなら「望まれていない」「経営が悪化していない」のが何故分からなかったかと言う指摘に「本人が発言している」と答えていますが、それも報告書を見る限りは間違った認識です。
「美容院の経営」と「りんご園の経営」は全くリンクしておらず、江原氏が被験者に説いた様に「経営とボランティアのバランス」という指摘は全く的外れな物に過ぎなかったという事。

だから我々非ビリーバーは「霊能力者がそんな事すら見抜けないのかよwww」と嗤っている訳なんですが、お分かり頂けましたでしょうか?

管理人様はこの件での報道に関して、「読者を煽って関心を引き、収益を得ようとしている」と批判されておりますが、雑誌でもテレビでも、「江原氏を持ち上げ、世間に広めた」側でもありますよね。

都合の良い時だけ「読者を煽って関心を~」とか言われてもちょっと説得力が無い事ね?

報道を疑うのは、リテラシが求められる昨今の情勢からしても当然、基本的な「お作法」とも言えましょうw
そして、全ての事は「疑って掛かる」必要があるのです。無防備に全てを受け入れて良いかどうか、その判断を下すのに情報を集めるのに怠惰であってはならないと言う事です。
ただそれが「証拠となりうる情報」でないと全く意味が無いという事も確かな事な訳ですよ。
「証言は証拠にはなり得ない」とワタクシこのチラシの裏で再三主張しております。
管理人様が幾ら「そうそうたるメンバーが支持しているから」とか「著書が900万部以上発行されている」とか「番組は大変な視聴率」とかは、「江原氏が霊視すべき事を霊視出来なかった」と言う客観的な事実の重みの前では全く意味を持ちません。

何故なら、前記の「証言」は「江原氏が霊能力を持っている」という事を前提条件に立脚していた事なのですから、そこが崩れてしまうと、ねえw

まあ「霊能力者」を名乗りたければ、ジェイムズ・ランディを倒してからにしとけって事ですよw
わざわざアメリカに行かなくても日本で挑戦を受けてくれるそうですが?
さて、皆様「もう飽き飽きだよ」と思われてますでしょうが、もう一回だけ続きます。
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| | 2008年06月04日(Wed)09:50 [EDIT]


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